ニックネーム：
☆さっちゃん☆さん

産後：1週

12月2日15:15 38週6日で3050gの元気な女の子を出産しました。

1週間以上続いてた前駆陣痛が本格的な陣痛にならず、前日の38週5日の検診でも、赤ちゃんの推定体重が一週間前の検診より減っていたものの、誤差はあるし問題ないだろう。と。

「いつ本格的な陣痛になるかなぁ～」と帰ってきて、久しぶりにゆ～っくりとTVを見ながら1時間以上も、今度いつゆっくり入れるかわからない長風呂を楽しみました。

お風呂から出てきたら、相変わらずのお腹の張りが、10分間隔で少し痛いような...。

でも、陣痛ならもっと痛いだろう。

なんだか、恥骨の辺りにズンと赤ちゃんがのしかかった様な痛み(重み？)も感じつつ意外とぐっすり眠れ...

次の日の朝、朝ごはんを食べながら、

「お腹痛いかも...？」と。

日曜日だったので、ダンナ様もお休みで居てくれたので、息子の用意もしながら、バタバタと入院準備。

お昼前に「これは間違いなく陣痛だ！」と確信して病院に電話する頃には陣痛の間隔は10分をきっていたものの、気持ちにはまだ余裕があり、じぃじとばぁばに息子を迎えに来てあずかってもらい、入院。

内診で子宮口4cm、いよいよだねと、そのまま内診台で、浣腸を受け、自力で下着とズボンを履いて、内診室から外来のトイレまで...。

前回の息子の時もそうで、外来の午後診が終わり患者さんがいなかったので同じでしたが、この瞬間が一番のパニック！

陣痛の痛みなのか、浣腸による痛みなのか、わけの分からないお腹の痛みと戦いながら、無事にトイレまで辿り着けるのか必死！（笑）

無事にトイレには辿り着けましたが。（笑）

分娩室で30分程、お腹の張りを見る装置を付けて観測。

3分間隔だけど、そんなに痛みが強くないので、病室で様子を見る事に。

病室に移動するのに歩いたりすると1分半くらいの間隔になるものの、休むと3分間隔に戻ったり...。

2時過ぎくらいに分娩室に戻り、子宮口6cm、1分半～3分間隔。

「まだまだかぁ～」

と少し弱気になりつつ、だんだん痛みが強くなりながらも、まだきばりたくならないし、もっと痛くなるだろうと...

いよいよ妊婦生活終了だけど、あと何回この痛みを乗り越えたら、赤ちゃんに会えるんだろう...。

なんて、余裕で考えてたら、もうキツイ！気張りたい！

我慢出来ないくらいの痛みがきて、痛い痛いと喚きながら、そこからは早かった。

「子宮口全開大だね」

と言う先生の言葉を聞いて、もういきんでもいいのか？と一気に気張り...

「痛～い！」

と喚いて、看護師さんに

「声はいらないから、しっかりいきんで！」

と怒られ、全く冷静さを失っていた私は、今から思えばめちゃくちゃ下手なお産だったな...

陣痛のピークも合間も構わず一気に力の限り気張り続けて、一気に産み落とした感じのお産でした。（笑）

「足閉じないで！」

「腰を浮かさないで！」

「逃げて上がっていかないで！」

と怒られまくり...

おへその方を見ていきむ事も忘れて、踏ん張り過ぎて分娩台の上の方に上がっていく始末...。

その結果、破水とほぼ同時に一息(いや、息を止め過ぎてた)で頭が出て、「頭出たよ。見て。」

って言葉に冷静さを取り戻してはじめて下を見たら...

わぁ！息を止め過ぎてたからか、苦しかったであろう見事に紫色になっちゃった赤ちゃんの顔が！

でも感動！

前回の息子の出産の時は、分娩台には先にお産の始まった人がいたため、隣の簡易的なリクライニングもしないストレッチャー並みの狭いベッドでの出産だったので、寝たままの姿勢でなんにも見えず。

今回は分娩台で出産できたので、もっと冷静に上手にお産出来たはずなのに...。

前回の方が、

「分娩台の人がまだ生まれないなら、私はまだまだなんだ。もっと痛くなるんだ。」

とどこか冷静で、落ち着いてお産出来た為か、みんなにビックリされるくらい安産で、切りもせず、裂けもせず、一針も縫う事なく終わったお産でしたが...

今回は一気に産み落とした為か、3cm程裂けたらしく、4針も縫う事に...。

産後の皆が痛い痛いと言う、会陰の痛みはこれか...と、ちょっとメゲつつ、それよりも骨盤の痛みの方がツラくて、骨盤ベルトが今も欠かせません。

せっかくマタニティヨガで学んだ呼吸法も、実際、分娩時に試す余裕はありませんでしたが、振り返れば、まあまあ充実したマタニティライフを送れたかなぁと思います。

生まれたての新生児の顔を見ても、息子の時はカワイイと思う余裕すらなかったのに、息子の新生児の時の顔にそっくりで、生まれたてホヤホヤの娘の顔を見て「カワイイ～」と思える余裕があります。

長かったような、短かかったようなマタニティライフ、もっとたくさんの日記を書ければ良かったのですが、卒業です。ありがとうございました。

これから2人の育児、大変な事も多いでしょうが、楽しみながら頑張りたいと思います。