プレママ日記

妊娠中のママがおなかの赤ちゃんとの成長記録を公開中!

※日記の内容は、ライター個人の意見です。体調変化等の実感には個人差があります。

出産報告

2012.03.11

ニックネーム:
MEGU
さん


産後:3週
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出産報告



遅くなってしまいましたが、出産報告です。



●2月16日

帝王切開前日

ドキドキしながら午後2時頃入院。

久しぶりの病院食に物足りなさを感じながらもTVをみてゆっくりしていましたが、緊張からか動悸とおなかの張りが激しくなり、深夜までモニターをつけるはめに。。。



夜中の診察で大丈夫だとの判断でしたが、途中もしこのままなら緊急帝王切開になると告げられてドキドキでした。



●2月17日

朝9時半頃

親戚が集まる中、手術室に出発。

ドキドキがとまらず、期待と不安で一杯でした。

予定では30分後に赤ちゃんが戻ってきて、一時間後には私も部屋に戻る予定で旦那さんと母に見守られて手術室に入りました。



10時

手術室で麻酔が始まりました。

痛いとは聞いていたけど予想以上で。。。

看護婦さんに手を握られながら号泣。

麻酔を入れるのが一番痛かった...



背中から管を入れて手術開始。

麻酔の確認をしていましたが、胸下までの麻酔の予定が、効きすぎて胸の上まで...

呼吸がしにくくなり、頭の上で先生の声。

「ちゃんと息しないと、赤ちゃんが死んじゃうから!! 息して!!」

必死で息をしました。

「全身麻酔に切り替えないと」という先生の声に、赤ちゃんを見たいという気持ちで頑張りますと答えました。



何分経ったか...

「生まれましたよー」という先生の声とともに真っ白な物体が(笑)

嬉しいのと息ができないのでまた号泣。



ただ...

少し洗われて出てきた子供の顔は真っ青でした。

そこから上に連れて行かれた子供。

私は何故かタンがからまり何度も咳が出て、縫合に少し時間がかかりました。

11時過ぎには部屋に戻る予定が、手術室を出たのが12時前でした。



部屋に戻る廊下で、遅かった私を心配して出てきていた旦那さんがいました。

「ありがとう」

その言葉にほっとして涙がボロボロ。

母になったのになかなか泣き虫は治りません。



部屋に戻ると、いるはずの赤ちゃんがいない。

私はすぐに酸素マスクをつけられて。

部屋を黙って出て行こうとする看護婦さんに思わず尋ねました。

「赤ちゃんは?」

返ってきた答えは...

「今ちょっと呼吸が安定しないから保育器に入ってるからね!」

私が手術室できちんと息をしなかったからか...

無理に全身麻酔を断ったからか...

自分を責めて涙が出ました。



診断は「新生児一過性多呼吸」。

帝王切開にはよくあるそうですが、それを聞かされていなかったため、びっくりして...

自分が呼吸があまりできていなかったせいでカンガルーケア(生まれた後手術室で数分胸の上に乗せてくれる)ができず...

さわりもできない。

抱っこもしていない。



なのに...

夕方には小児科の先生がやってきて。

「二酸化炭素が吐き出せていないので、このままでは死んでしまいます。すぐに大きい病院に搬送したいのですが...」

もう涙が止まりませんでした。

そして違う病院に搬送されていきました。

私が見られたのはチラッと3回。

切った痛みと、会えない寂しさ。

心配。不安。

どうしていいかわからず泣きながら夜を過ごしました。



●2月18日

搬送先の病院から、顔をあまり見ていない私に先生が写真をくれました。

サルみたいな顔に笑ってしまいましたが。

一日で人工呼吸器がとれ、少し安心しました。



その夜から術後の痛みと隣の部屋から聞こえる赤ちゃんの声で、泣きながら数日を過ごしました。

ただ、3~5日で転院して戻ってくると聞いたので、その日が近づくのを待とう、そう思いました。



●2月20日

やっと先生の外出許可が出ました。

痛いながらも、まだ触ってもいないわが子に会おうと、必死で痛みを我慢して歩きました。

保育器に入っている赤ちゃんを見ながらまた号泣。

触って号泣。

こんなに泣くとは思っていませんでした(笑)



やっと初めて触れたのは生まれてから3日後でした。

柔らかくてふにゃふにゃで。。。

感動で一杯でした。



最初の説明では3~5日で転院するということだったのに...

この日の先生の面談では、「保育器から出るのに一週間、その後一週間は様子を見ます」と言われ...

いつまでわが子を抱けないのかと号泣しました。



●2月21日

ここからやっと母乳がまともに出始めたので、毎日病院に外出許可を取り、搾母をもって赤ちゃんに会いに行きました。

毎日コロコロ変わる顔にとても癒されました。

痛みも見ている間だけは忘れてしまっていました。



前日の説明も主治医の先生と違う先生の見解なので、間違いだったと知り一安心。

「金曜日には退院日が決まるでしょう」と言われてさらに安心しました。



●2月22日

初めての抱っこ。

やっと保育器から出られたので、抱っこができました。



思っていたよりも軽くって。

生まれた時に2612gだったのが、2300gになっていました。



●2月24日、25日

先生との面談。

「明日の朝退院でかまいません」との事で...

やっと25日の朝に迎えに行くことができました。



その日の夜から2日間、夜泣きで悩まされました。

でも、わが子がやっと戻ってきた喜びで不思議と辛くはありませんでした。



●2月27日

私の退院予定でした。

が、その日の朝...

子供が黄疸発症で追加入院に。

さらにせっかく戻ってきたのに、また連れて行かれて保育器の中に。

授乳の度に見る目隠しがかわいそうでなりませんでした。

翌日には保育器から出て翌々日には退院できましたが...



2日後にはまた黄疸で再入院。

今も経過観察です。



体重もなかなか増えず、一か月をもうすぐ迎えるのに、まだやっと生まれた時の体重になる程度です。

ただ、傍にいられる喜びと、日に日に少しづつですが重たくなっていく子供に感じる喜びで一杯です。



この一か月で命の大切さを身をもって教えられた気がします。

とても大変な一か月でしたが、大きくなったらいい思い出として子供に教えてあげられたらいいなと思います。



本当に妊娠中も体調を崩したりで、なかなか日記が書けずでしたが...

少しでも日記としてここに残せたことを幸せに思います。

スタッフの皆様も毎回日記に対する一言を書いてくださり、ありがとうございました。

とても嬉しかったです。

お世話になりました。



これからもまだまだ大変ですが、頑張ってやっていきたいと思います。

ありがとうございました。

少しでも他のお母様方の励みや支えになればと思います。

つたない文章でしたが、読んでいただいてありがとうございました。

コメント

  • ままこさん

    2012.03.15 19:35

    帝王切開されると日記で拝見していたので、どうだったかな…とドキドキ更新待ってました。ご出産おめでとうございます!
    はじめてのお産で不安があったと思いますが、産後もいろいろ心配事があって、大変でしたね。よく頑張って乗り越えてこられましたね! 立派なママですー!

    私も第一子出産後、乳腺炎で入院して子供に会えなくて1週間昼も夜も泣き続けていた記憶があります… 今度は二人目なのでもうちょっとうまくこなせるかな? 二度目でもちょっと不安はありますが、MEGUさんの日記読んで私も頑張ろうと思いました!
    赤ちゃんとの生活、満喫してくださいね~☆

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