アラフォー初産
2011.01.01
38週+5日目のイブの前夜、おしるしがありました。
イブの夜、陣痛がはじまりました。
10分間隔位の痛みで、すぐ陣痛だとわかりました。
定番パターンでのはじまりでした。
痛みの間隔が空かなくなったクリスマスの明け方4時、夫とタクシーで病院へ。
こんな時、病院にいるだけでも安心です。
病院に到着時はまだ子宮口2cmでしたので、夫だけ昼過ぎまで一時帰宅。
私は陣痛室で休むように言われました。
とは言っても、陣痛で一睡もできず、ただ痛みに耐えているだけ。
病院食で朝食が出ましたが、痛みの合間に完食。
夫は立会出産のため、お昼には戻ってきました。
病院食で昼食が出ました。
助産師さんに「出産前あまり食べ過ぎると吐くから」とアドバイスいただき、夫が三分の二食べました。
14時をまわると子宮口が全開近くなり、陣痛室から分娩台に移動。
浣腸と太い針での点滴をしました。
こんな事、陣痛の痛みに比べたら、蚊に刺された位にしか感じません。
陣痛の合間が短いので、その間にトイレ行ったり時間と競争です。
(陣痛には波があり、痛くない時は何でもできますが、痛い時といったらもがき苦しむだけ。子宮口全開近くなるにつれ、この痛みのない時の間隔がどんどん短くなるのです。)
子宮口全開から45分後、15時半に2875gの、元気な男の子を出産しました。
出産中、寝不足とイキミのしすぎで、はずかしながら、失神2回!!
すばらしい先生と助産師さん♪
そして、生命力ある赤ちゃんのおかげで、辛く大変だった出産を乗り越えられました。
出産後すぐの産声には、とても助けられました。
自然分娩で、分娩所要時間17時間半でした。
会陰切開は出産の痛みで、痛み知らずのまま終わってしまいました。
母は強しです。ただ入院中、ずっと処置の後が痛かったです。
-入院中-
みんなそうらしいですが、産後すぐの一晩は興奮して寝れません。
産後翌日の2日目より、嬉しい母子同室。
身内の面会もこの日から。
みんなそうらしいですが、私の顔も産後のイキミ過ぎでハレていました。
また、この日から看護・助産師さんによるマンツーマンの授乳指導がはじまりました。
乳を搾られるのですが、「イタイ!!」と、声をあげてしまうくらい、強烈に痛いです。
3日目よりシャワーを浴び、赤ちゃんも初沐浴しました。
4日目に母乳がチロチロし、夜、ものすごい乳の張りで痛くて寝れませんでした。
5日目に血液と尿検査し、その結果、鉄剤処方され、会陰切開時の抜糸もしました。
赤ちゃんの最後の沐浴の練習もしました。
6日目に退院前検査をし、夕食はお祝い膳で豪華にステーキメインの洋食でした。
7日目には沐浴後、赤ちゃんの退院検診があり、正午に退院。
そのまま実家へ里帰り。
お正月は、実家で迎えました。
年末年始、新しい家族の誕生で、ドタバタの新年を迎えています。
怖いもの知らずで挑んだ山のような出産でした。
時がたっても、とても「もう一人」とは思えない辛さです。
世の中のお母さん、尊敬してしまいます。
出産時のこの痛みを忘れず、かわいい我が子を育てていきたいと思います。