ご無沙汰してます。

kopanです。

ついに、私も出産報告となりました。



予定日より3日早い、6/17に無事出産致しました。

2796gの男の子です。

安産。。。とは言い難いお産でしたが、無事生まれてほっとしております。

かなり長くなってしまうのですが、レポートさせてくださいね。

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6/14（土）

お昼くらいから、下腹部の痛みが不規則ながらもくるようになった。

最初は我慢できるレベルだったけど、夕方には座っているのがしんどくなってきた。

ずっとおしるしも続いていて、気になったので病院に電話。

念の為来てください、とのことだったので、入院にはならないよねなんて思いながら病院へ向かった。

診察の結果、子宮口の開きは変わらず3cm。

モニターをとってみると、7分間隔で張りがきているとのこと。

夜中に変化があっては大変とのことで、急遽入院することに。

入院とはいっても、滞在するのは陣痛室。

あの空間で夜を明かすのは、結構しんどかった。

6/15（日）

陣痛の痛みで、あまり眠れないまま朝を迎える。

診察の結果、子宮口は5cmに。

今は微弱な陣痛だけど、このまま大きな陣痛につながる可能性があるとのことで、継続して入院することに。

陣痛にはずみがつくかもしれない、とのことで院内を散歩したりするのだけど、全く変化はなく。。。

相変わらず、鈍い痛みが不規則にやってくるのみ。

このまま状況が変わらなければ、翌日誘発になると思う、と言われる。

夕方くらいから、陣痛のせいか、食欲が全くなくなってしまう。

この先どうなってしまうのか、なんだか絶望的な気分になってしまう。

6/16（月）

ほとんど眠れないまま、陣痛室で二回目の朝を迎えてしまう。

食欲もなく、おにぎりを半分食べるのがやっとの状態。

先生から案の定、誘発しましょうと言われる。

このままだと、陣痛がくる前に私の体力のほうが先につきてしまうとのこと。

促進剤を使う前に、レントゲン撮影がありました。

私の骨盤が、きちんとベビの通れるものかどうかの確認をしてからでないと、投与ができないらしい。

しかしながら、このレントゲンが辛かった。

陣痛の波がきているのに、撮影時にはじっとしていなくてはいけない。。。

たった2枚のレントゲン撮影なのに、えらく時間がかかってしまいました。

撮影の結果、問題がないとのことで陣痛促進剤の投与開始。

最初はごく微量から投与し、モニターを確認しながら徐々に投与量が増やされていく。

時間を追うごとに、どんどん痛みの感覚が狭まり、時間も長くなってきた。

夕方の時点で子宮口は7cmに。

ここで破水。

しかし、診察した先生から衝撃の一言が。

「赤ちゃんが、逆の回転で下りてきています。なので、下までおりてきていません。気づいて修正してくれればいいのだけど。。。」

ここまできてなんてこと。。。

あまりの出来事に、なんだか絶望的な気分になってしまう。

どうか、修正して降りてきますように。。。

そうこうしているうちに、子宮口が全開に。

ベビの向きは変わっていなかったけど、それなりに下がってきたとの事。

分娩室へ移動することになった。

陣痛の波もピーク

子宮口も全開

分娩台で、何度かいきむこととなったのだけど、ベビの向きはかわらず
生まれる気配が全くない。

そうこうしているうちに、私の体力が限界値に。。。

話すこともほとんどできなくなってしまったので、一旦お産を中止することに。

促進剤の投与をやめ、とりあえず体を休めることに。

先生から、少しでいいので寝ましょう、と言われる。

おなかにモニターをつけたまま、分娩台の上で夜を明かすこととなった。

6/17（火）

促進剤の投与をやめたとはいっても、自分の中で起きている陣痛のせいで
ほとんど眠れなかった。

痛さは変わらず、吐き気もあって、何時間も苦しんでいるような気分だった。

でも、四時頃になって先生がやってきて

「羊水が濁ってきたので、急ぎましょう。お産を再開します。」

ということで、慌しく準備がはじまった。

一旦帰った旦那も、急遽呼ばれることに。

体力的に何度もいきむわけにはいかないので、大きな陣痛を大事に確実に使っていきみましょうと言われる。

何度かいきんだあと、もう少しで生まれそう、といったときに、突然モニターのベビの心拍数が下がった。

先生が、このままでは危険なので鉗子分娩にしましょう、と急いで準備をはじめた。

鉗子分娩で傷が大きくなるのはこわかったけど、それよりもベビが無事に生まれてくれることが大事だと思った。

私がいきむと同時に、介助の助産師さんがおなかを押してベビが出るのを助けて先生が吸引する、と説明される。

陣痛の波にあわせて私が合図をした瞬間、強くおなかを押された。

しばらくして、目の前に髪のふさふさなベビーが現れた。

出てくるときにたくさんの血液を飲んでしまったベビだけど、すぐに処置してもらえて、元気な産声を聞かせてくれた。

ああ、やっと会えた。無事だった。

これほど、安堵した日はないと思う。

私のお産は、3日がかりのお産でした。

妊娠中は目立ったトラブルもなく、いたって経過は順調。

でも、最後の最後で、大きな難関が待っていました。

すごく苦しかったし、辛かったし、痛かった。

でも、信頼できる先生とスタッフにサポートしてもらえたから、最後まで産むことができたんだと思います。

これから出産されるみなさん

このレポートを読んだら、出産ってこわいとかおそろしい、なんておもってしまうかもしれません。

でも、それ以上の喜びがあると思います。



自分を信じて

おなかのベビを信じて

そして、スタッフを信じて



そうすれば、絶対乗り切れると思います。

最後に、この場を提供してくれた和光堂のスタッフのみなさん、
短い間でしたが、みなさんと交流できて楽しかったです。

本当に、ありがとうございました。