ミルク育児にした理由(続き)
2020.02.07
前回は、第一子について書きましたので、今回は第二子をミルク育児で育てることにした経緯を書きます。
前回を思うと、おそらくずっと母乳育児を続けることは難しいのかなと思っていました。
一般的に女の子より男の子のほうが、おっぱいを吸う力が強いと聞いていたので(第一子は女の子、第二子は男の子です)、おっぱいが出たら吸わせてみて、難しいようならミルクに切り替えようと考えていました。哺乳瓶グッズはばっちり揃ってますしね(^_^)v
無事産まれ、授乳スタート!
だんだんと母乳が出るようになってきました。ただ、第一子のときほど張りません。でも、吸う力は第二子のほうが断然強く、第一子のときよりすんなり飲んでくれました。まずは、混合で育てることにしました。
産後1週間ほどたった頃、第一子が里帰りしているわたしの実家に遊びにきました。そのとき初めて、おっぱいの授乳シーンを見ました。先輩ママから、授乳シーンはできるだけ、上の子が落ち着くまで見せないようにとアドバイスを受けていたのに...「しまった」と思いました。第一子はわたしに近づこうとせず、不思議そうな切なそうな顔で固まっていました。
その晩、冬が近いのにもかかわらず「布団をかけない」とパパと言い合ったそう。いつもかけるのにどうしたんだ?とパパもパニックになり、無理矢理かけようとしたようです。
次の日、第一子の身体中に発疹ができました...。病院に行き、ウイルス性の検査やあらゆるアレルギーを調べるため血液検査をしましたが、原因不明と診断されました。数日後、発疹は消えたようです。
これを聞き、「授乳シーンを見たからかもしれない」とわたしは自身を責めました。2歳になったばかりの娘。突然ママがいなくなり、慣れないパパの実家での生活。それだけでもかなりストレスを感じるに違いないのに、娘は今の生活にすんなり慣れているように落ち着いて過ごしていました。「ママといたい」とは一言も言いませんでした。
繰り返し状況を説明しましたが、まだまだわかる年齢ではありません。娘がイヤイヤと暴れないことに安心しきっていました。本当はかなり我慢していたのか、と思うとわたしは涙が止まりませんでした。
その後2週間を待たずに、家に戻り家族での生活を始めました。おっぱいはほぼ張らなくなり、赤ちゃんはおっぱいを嫌がるようになりました。1ヶ月検診のときには、すっかり母乳は出なくなっていました。
第一子の発疹の理由は誰にもわかりません。おっぱいとは全く関係がないかもしれません。第二子をおっぱいで育てている方ももちろんいるので、この部分は気になさらないでほしいです。
わたしの場合は、以上のことがあり、混合育児からミルク育児にしました。
「母乳もミルクも、どちらも栄養源として立派」と産婦人科で言われました。
わたしは、ミルク育児にしたことに後悔はありませんが、わざわざこう言うということは、ミルク育児にしたことで後ろめたさを感じる人がいるのかもしれません。
それは悲しいし辛いな...と思ったので、わたしの経験をここで記させていただきました。
母乳かミルクか、何を与えているのかはママによって違います。どうして、母乳にしたのか、混合にしたのか、ミルクにしたのか。理由も様々です。もし、誰かに傷つけられるようなことを言われても、気にしないで、堂々としてください。全てのママが笑顔でいられますように......(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)